ご機嫌でいるのをやめたら、幸せが増えた話
Friday
「自分で自分をご機嫌にしてあげよう」
心理学を学び始めた頃から、ずっと大事にしてきた考え方。
落ち込んでも、自分を励ましてあげる。
嫌なことがあっても、なんとか気分を立て直す。
その積み重ねで、生きやすくなったのは事実。
そして引き寄せを学んだ後は、
「ご機嫌でいること=良い波動」という感覚も加わって、
さらに意識的に“ご機嫌維持”をするようになった。
……でも、ある日突然、ふっと思った。
「あ、もうこれいらないや。」
そう思った瞬間、何か力が抜けた。
ご機嫌でいようとするのをやめて、
かといって不機嫌に浸るのでもなく、
“ゼロ”みたいなところに戻す感じ。
ただ、そこにいるだけ。
ただ、今の気分をそのまま置いておく。
良い・悪いのジャッジもしない。
すると意外なことが起きた。
幸福感が、静かに増えていった。
旦那とケンカしても、不思議と響かない。
一人で山を登っても、ただ気持ちいい。
特別な“ご機嫌スイッチ”を押さなくても、普通に楽しい。
やりたいことも、自然に湧いてくる。
「これやってみたいな」「あれやろうかな」という小さな衝動が、前より素直に出てくる。
傍から見たら、不機嫌に見えるかもしれない。
でも、私は今の方がいい。
どうやら私は、
“ご機嫌でいる努力”を手放した方が、幸せだったらしい。
「不機嫌はダメ!」でもなく、
「いつも明るく最高でいよう」という頑張りでもなく、
ただ、ゼロ。ニュートラル。
そのゼロの上に、勝手に幸福感が積もっていく感じ。
雪のようにふわふわと。
最近の私は、そんな自然な幸福感の中で生きている。
さぁ、今夜も何を飲もう(笑)
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