その成功、漏電おこしてますよ。〜排気量8000ccの天才たちが勝手に疲弊する物理的理由〜
「毎日忙しく成果も出ているのに、なぜか虚しい」
「知識も実績もあるのに、ずっと何かに追われて焦っている」
いわゆる「成功者」と呼ばれている人たちと話していると、よくこの現象に出会います。
それは、あなたの能力が足りないわけでも、努力が不足しているわけでもありません。
ただ単に、あなたのシステムが「巨大な漏電」を起こしているだけ。
1. 排気量8000ccのエンジンと、下界のノイズ
人間には、生まれ持ったエネルギーの「排気量(器)」に個人差があると、私は思う。
(いうまでもないけれど、器の大きさと人の価値や幸せは非相関関係にある)
世の中の9割がコンパクトカーだとしたら、あなたはおそらくモンスターマシン級の排気量を持って生まれてきたタイプ。
だからこそ、人並み以上の成果を出せたし、成功の領域まで来られた。
だけど、排気量が大きい人間には、ひとつ重大な弱点がある。
それは、「無駄なノイズ(他人の依存心・世間の常識・無意味な察してアピール)に触れたときの摩擦エネルギーも大きくなる」ということ。
他人の顔色を窺ったり、周囲の雑音に意識を向けた瞬間、あなたの巨大なエネルギーは「不安」や「焦燥」という摩擦熱に変換され、激しく漏電し始めます。
何もしていないのに、夕方にはバッテリーが空になる。 それはあなたが弱いからではなく、器に比例して、漏電の規模が大きくなるからです。
2. 「Make it happen(攻略)」で自分を追いつめるな
知識が豊富なハイスペックな人ほど、この漏電を「もっと努力すること(Doing)」で解決しようとします。
- 希少性を高めるために、さらに勉強する
- 効率を上げるために、レバレッジをかける
- メンタルを鍛えるために、思考をコントロールする
……それ、全部「旧OS」のやり方です。
重たくて、ダサくて、機能しない。
きゅるきゅるきゅる。
すでにエネルギーを漏電させて干からびかけているのに、さらにアクセルを踏み込んでどうするのか。
あなたが今すぐやるべきなのは、エンジンを鍛え直すことではなく、無駄な回路を切って「絶縁」することです。
3. 聖域(半径数メートル)に帰還せよ
自分の美学に反するノイズ。
勝手に期待して察して感を出してくる他者。
世間の「こうあるべき」というくだらないルール。
それらを「あ、異星人が何か呟いてるわ」とサラッとスルーして、自分の半径数メートルの空間だけを上質な静寂で満たす。
直感に従い、力みを捨て、ただ自分で在る(Being)。
排気量が大きい人間が、ノイズを一切遮断して「聖域」で寛いだとき、エネルギーは勝手に本来の滑らかな循環を取り戻します(Let it happen)。
頑張って成果を奪い取りに行く必要なんて、最初からなかったんです。
あなたがやるべきことは、防具と無駄な知識を脱ぎ捨てて、自分の静寂に戻ること。
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