「 ちゃんと 」「しっかり」「きちんと」を手放して、幸せに近付く

昨日から、台湾に来ています。
3年ほど住む事になる予定~。
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「ちゃんと仕事しなきゃ」
「今、彼は忙しいから、私がしっかりしなきゃ」
「毎日、きちんと掃除しなきゃ」
頑張り屋の皆さん、
今日も、こんな風に呟いていますか?
面倒見がよく、親の期待に応えてきた長女気質の人ほど、
「 ちゃんと 」「しっかり」「きちんと」で
自分を縛ってしまって、
心が苦しくなってしまうシチュエーションに
よくお会いします。
頑張るのが、当たり前になっているんですねー。
んー、偉い!
実際には長女でなくても、
兄姉が頼りなかったり(自分から見て)、
病気がちだったり、
親の接し方から長女気質を発揮する方もいます。
【3つの言葉の共通点】
「ちゃんと」「しっかり」「きちんと」の
3つの言葉に共通するのは、
何でしょうか?
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(シンキングタイムw)
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答えでましたかー。
私の答えと合ってなくても、
自分で考えると勉強になりますよん。
さて、3つの言葉の共通点。
それは、自己否定が入っているという点なんですねー。
【どうやって自己否定してるんだろうか】
「ちゃんと仕事しなきゃ」というのは、
いつもの自分の仕事ぶりと比較して否定し、
会社や社会から提示された、
別の働き方を理想に掲げています。
あるいは、”今日仕事休みたいなー”という心の声を無視して、
”そんなのだめ!ちゃんと仕事しなきゃ”と
頭で抑えつけてしまっています。
「今、彼は忙しいから、私がしっかりしなきゃ」というのは、
”会いたいなー”とか、
”電話したいなー”という気持ちを抑えて、
”忙しいんだから仕方ないでしょ”と
頭が説得している状態。
「毎日、きちんと掃除しなきゃ」というのも、
そう意識しないでやった、自分なりの掃除に納得できず、
テレビや雑誌、母親や姑さんの掃除基準に合わせようとしています。
【“自分のやりたい事”なら何でもオッケー】
もちろん、これらが”自分のやりたい事”だったら、
全然オッケーですよー。
”仕事行きたくない気分だけど、今日行った方がラクなんだよなー”とか、
”この間、ムリ言って喧嘩になったから、我慢してみよう”とか、
”ちょっと頑張るだけでキレイになるんだから、挑戦してみよう”といった感じ。
前向きな印象がしますよねー。
反対に、「ちゃんとしなきゃ」「しっかりしなきゃ」
「きちんとしなきゃ」だと、
やりたくないのにやらされて、
自分らしさから、どんどん遠ざかってしまいます。
【「ちゃんと」「しっかり」「きちんと」に出会ったら】
もちろん、「ちゃんとしなきゃ」「しっかりしなきゃ」
「きちんとしなきゃ」って思うには、背景や理由があります。
分かってます。
分かってますよー。
でも、それは本当に従わなくてはいけないの?
自分らしさよりも、大切なものなの?
ちゃんとしてなくても、私。
しっかりしてなくても、私。
きちんとしてなくても、私。
手放すのは怖いと思います。
でも、「ちゃんと」「しっかり」「きちんと」の
三種の神器が頭に浮かんだら、
ちょっと立ち止まって考えてみて。
それは、本当に自分がしたい事なのか。
本当に、やらなきゃいけない事なのか。
もちろん、そう尋ねて尚、
”私はそうしたい!”ってなったら、
それはもう「ちゃんとしなきゃ」っていうのが、
”私らしさ”なんだなって事になります。
どちらでも、いいんです。
どちらを選んでも、
自分らしければ心が喜んで、
幸せに近付けますから(にっこり)
本日のBGM:BUMO OF CHICKEN/話がしたいよ