手に入っていない ものは、自分で「いらない」と思っているもの!?
あなたは今、何を「手にしたい」と思って悩んでいますか?
彼氏
結婚
子供
仕事や趣味の成功
離婚
悲しみ/不安のない世界
平穏な日々
幸せ
色々ありますよねー^^
心の世界では、「手に入っているものは自分が望んだもの」という風に解釈します。
「起こっている事は全て正しい」に通じるんですが、今、自分の手の中にあるものは、もれなく自分が望んで手にしたものだというお話。
もちろん「自業自得だ!」っていうんじゃなくて、問題を自分の手元に戻すためにこうした見方をします。
自分が望んで手にしたものであれば、自分で“何とかなる”という事だからね♪
これを逆転させると、本日のタイトルに行き着くんです。
手に入っていないものは、自分で「いらない」と思っているもの。
えええぇぇぇーーーー!!!?
って感じかな(^-^;
こんなに、彼と付き合いたいと思っているのに。
こんなに、結婚したいと望んでいるのに。
こんなに、子供が欲しいと願っているのに。
こんなに、成功する為に努力しているのに。
自分では「いらない」って思ってるなんて、思いづらいですよねー。
解説していきましょーう。
本気の本気で、それ望んでる?
例えば、彼氏が欲しいんだけどできないという状況の場合。
「何か、具体的に活動してるの?」と聞くと、
「あっ、いや、まー友達に紹介してもらったり・・・」
「マッチングアプリなんかいいらしいけど、そういうのは?」
「んー、なんとなく敬遠しちゃって・・・」
なんていう返答がある事も、しばしば。
「本気で探してるの?」って聞かれると、手放しで「YES!」と答えられない人が結構多いんですねー。
並列するのは少し乱暴かもしれないけど、結婚も子供も離婚も成功も、悲しみのない世界も平穏な日々も、幸せも、「欲しい」と口で言いながら、そちらに近付かないように生活している。
“本気スイッチ”が入ってないんです。
その程度のモチベーションしか、今はないんです。
あっ、ここで自分を責めなくて大丈夫ですよー^^
なんででしょうねー。
という“問題の本質”に目を向けましょう。
そこに、現状を抜け出すカギがあるので(^_-)
代表的な理由を挙げていきますねー。
【欲しいんだけど欲しくない理由】
その1:それを手にした時の怖れ
例えば元彼との別れが最悪だったとか、片思いの彼にこっぴどく振られたとか、そういう傷になるような出来事があったとしたら、「彼氏」を作るとなると、どうしてもその傷が疼くんですねー。
また同じ事が起こったら、どうしよう。
またあんな風に振られたら、立ち直れない。
彼も、他の男と同じだなんて思いたくない。
その出来事が、どんなに過去に起こったとしても、今思い返して「うっ」ってなるようだったら、それは今も傷のまんまだという事。
もう見たくもないかもしれないけど、それも自分の大事な一部だから^^
丁寧に向き合って、癒してあげたいですよねー。
結婚、子供の話題に関しては、過去の恋愛だけではなくて親子関係が影響してくる事が多いです。
どうしたって、自分の育ってきた家庭がよぎりますからね。
お父さん、お母さんとどういう関係だった?
お父さん、お母さんは幸せそうだった?
小さい頃に戻りたいと思う?
イタタタッという感じでしょうか(>_<)
「もう大丈夫」と思っても、意外と心の奥底に眠っているものなんですよねー。
そうした怖れを癒し、手放す事が、手にしたいものへの近道だったりします。
「それが叶ったら、私は何が困ると思っているんだろう?」
そんな質問を自分に投げかけてみてくださいねん。
【欲しいんだけど欲しくない理由】
その2:「欲しい」と思っているのは私じゃなかった
これも意外と多いんですけどねー。
彼氏が欲しい。
結婚したい。
子供が欲しい。
成功したい。
「それって、“誰の”願望?」
という風に聞くと、「えっ、私のですけど」ってなるんだけど、よくよく話を聞いてみると、「親が早く結婚しろって」とか、「周りの友達が皆子供を産んでて」とか、「好きな人に認められるために」とか、自分以外の“誰か”がわんさか登場します。
いわゆる他人軸ってヤツですね(^_-)
☆関連記事:彼中心の“他人軸”が苦しいワケを、改めてお伝えしたい☆
それが「欲しい」って言ってるのは私ではないのですから、本気スイッチは入りづらいわけですー。
やっかいなのは他人軸の状態の時って、今まで他人の意向に沿う事が“普通”で“当たり前”だったから、自分で気付きにくいんですよね。
もしよかったら、簡単なチェック方法を教えるのでやってみて下さい。
ペンと紙を用意して、「なんで私は〇〇したいのか?」という理由をバーッと書き出してみましょう。
携帯のメモ機能を使ってもOKです♪
なんで、私は彼氏が欲しいの?
なんで、私は結婚したいの?
なんで、私は子供を産みたいの?
なんで、私は離婚したいの?
なんで、私は成功したいの?
書き出したら、次は“主語”に注目しましょう。
それは誰が言っているセリフなのか。
親、友達、世間、常識といった言葉が入っていたら、それはあなたの本当の望みではないわけです(^_-)
【欲しいんだけど欲しくない理由】
その3:案外、今の生活が嫌いじゃない
その1や2との混合かもなんですが、実は「案外、今の生活が嫌いじゃない」というケースも結構あるんですねー。
“案外”だし、“嫌いじゃない”程度ですから、「きゃー!楽しい♪嬉しい♪」っていうのとは、ちょっと感覚が違いますね。
“それなりに”満足しているわけです。
彼氏が欲しい!と思いつつ、友達とワイワイしている時間が好き。
結婚したい!と思いつつ、一人の気ままなライフサイクルも心地いい。
子供が欲しい!と思いつつ、夫婦二人の生活も楽しんでいる。
成功したい!と思いつつ、地道に努力している過程が充実している。
欲しいものが手に入ったら、必ずそれが失われるわけではないんだけど、どこかで等価交換のように感じていると、なかなか本気スイッチは入らないですよねー。
「そろそろ婚活しなきゃって思うんだけど、仕事が楽しいんだよねー」
頭では〇〇しなきゃって思うんだけど、心では現状にそれなりに満足している。
それなりに、だからちょっとした不満はあるんだけど、変化に向けて一歩踏み出す程のモチベーションにはなってない。
そんな感じ。
そんな時に有効なのは、こんな言葉ですね。
「全部、手に入れちゃっていいよ♪」
彼氏ができても友達とワイワイしていいし、結婚しても気ままな生活を維持していいし、子供ができても夫婦二人の生活を楽しんでいいし、成功してもその先を目指していいし。
なんで、手に入れる代わりに何かを失うと思っているの?
この辺りが、あなたのカギかもしれませんねー^^
本気スイッチを入れるには?
さてさて、本気スイッチが入らない代表的な理由を見てきたわけですが、じゃあ、どうやってスイッチ入れればいいのよ?というのが知りたい所ですよねー。
それぞれの理由でやれる事は変わってくるけど、共通するのはやっぱり自己肯定感!
「これが私なんだよね」と、“ありのままの自分”を認めている感覚ですねー。
本当に自分がほしいものが何なのか知るには自分を肯定できてなきゃだし、それを実現させるにも自分を肯定できないとね(^_-)
自分の「やりたい」と「できる」という気持ちを引き出してくれるのが、自己肯定感という泉なわけです。
湧き水のように、たっぷりコンコンと湧き出させたいですねー♪
カウンセリング↓では、一人一人に合わせて自己肯定感を育てる方法をお伝えしていまーす。
あなたの怖れや過去の傷も癒していけますので、一石二鳥ですねー^^
まとめ
「手に入っていない ものは、自分で『いらない』と思っているもの!?」をお届けしましたー。
<欲しいんだけど欲しくない理由>
①それを手にした時の怖れ
②「欲しい」と思っているのは私じゃなかった
③案外、今の生活が嫌いじゃない
もしかしたら今日の記事を読んで、「うわっ!欲しいって思ってたつもりだけど、本当は『いらない』って思ってたから手に入らないのか・・・。ズーン(T_T)」ってなったかもしれないけど、大丈夫♪
その事に“気付いた”というのは、大事な大事な第一歩なんです。
気付かなければ、そのままずーっと「なんでだろう、なんでだろう」って彷徨うばかり。
気付いたら立ち止まれます。
そしたら、方向転換ですね^^
「こっちの方向じゃなかった。
私の行きたい方向は、こっちだ」ってね。
今日の記事が、あなたの“気付き”に繋がる一助となりますように・・・🐑