1ヶ月で 鬱 になった 新婚 夫婦~そして、離婚~
ある日、恵比寿の街を歩いていると、
急に呼び止められました。
呼ばれた方を見ると、1年半ほど会っていない
男友達にバッタリ出くわしたのです。
友:「よう、フライデー!」
私:「わっ、ビックリした。久しぶりー」
友:「ほんと、久しぶりだな」
私:「そういえば、結婚したんだって?」
共通の友人から、彼が10ヶ月程前に結婚したと
聞いていたのを思い出したんです。
友:「お前、それ嫌味で言ってんの(苦笑)」
私:「えっ、どういう・・・」
友:「もう離婚したよ」
私:「ええぇぇぇーーー!!」
ビックリ、ビックリ。
友達伝いで聞いたタイムラグがあったとしても、
彼が結婚してから、まだ1年も経ってないはず。
その時、彼は38歳。
若さ故の勢いで結婚したというわけでもないし、
どうして・・・?と不思議でした。
まぁ、ちょっと酒でも、と言って
その辺のお店に連れ込み話を聞くと、
一緒に住んで1ヶ月程で彼も奥さんも
うつ状態になってしまったらしい。
同席した別の友人によると、
「二人ともいい人なんだけどね」
との事。
この言葉で、ピンときました。
*
【いい人同士が陥る落とし穴】
いい人という言葉には色んな意味があるでしょうが、
いい人=嫌われない、誰からも好かれる人、だとすると、
ちょっと要注意。
自然とそうなっている人はいいですが、
自己肯定感が極端に低く、
周りに合わせ過ぎている場合は心に負担がかかってしまいます。
自己肯定感が低い人同士が一緒に住むと、どうなるか。
まずは、働き方。
昨今は共働きも方働きも選べる時代になりました。
(男性が家に入るのは、まだメジャーではないですね。そういえば)
本当は働きたくないのに、旦那さんの希望で働く奥さん。
本当は働きたいのに、旦那さんの希望で仕事を辞める奥さん。
女性目線になってしまいましたが、逆も然りです。
続いて、家事の分担。
これは、育った家の文化が色濃く出ます。
箸一本片付けないでお母さんがやる家もあれば、
片付けどころか、料理を作るお父さんもいる。
それぞれの環境で育った上で、自分の希望がある。
でも、言えない。
言わなければ相手に伝わらず、
言われない方は相手が満足していると思い、
日々が過ぎていく。
けれど、自分の中でどんどん負担が溜まっていく。
行き場のない不満は、自分の心を攻撃してしまい、
うつ状態になる。
仕事や家事だけでなく、
プライベートな時間や空間の作り方も
人それぞれですよね。
兄弟のいる家や
おじいちゃん、おばあちゃんの家で育った人は、
物や空間を共有するのに慣れているし、心地良いかもしれない。
逆に一人っ子だったり、人の少ない家で育った人は、
自分のものや空間が明確で、一緒に住んでも
一人の方が心地良いかもしれない。
これ、どちらが正しいとか、どちらが良いって話じゃないんです。
二人にとって、心地良い家ってなんだろう?
この視点がとても大事。
*
【二人にとって心地良い家って?】
フライデー流・心地良い家の作り方は、こちら。
~二人で完成させる心地良い暮らし方~
<1>
“私の取扱説明書”で、
自分はこういう暮らし方がいいなと知る
↓
<2>
自己肯定感で、
そんな自分を受け入れる
↓
<3>
“彼の取扱説明書”を聞いて、
彼にとって、心地良い暮らし方を知る
↓
<4>
“私たちの取扱説明書”を作っていく
自分→相手→二人の順。
自己肯定感が低い人は、順番がめちゃくちゃ。
相手→二人→自分になっちゃう。
ひどい時には、自分なんてない。
相手がよければいい、って思考。
うんうん、分かります。
経験済みだから(笑)
けどそうすると、無視された自分が拗ねて、
いずれ不満が爆発して八つ当たりしたり、
嫌われるんじゃないかって毎日ビクビクしたり、
自分の心が喜ぶ暮らし=幸せから遠ざかってしまいます。
感情は蓋をしても、なくなりません。
いずれ溢れてきたり、違う形で表出したり、
その場合は、あまりいい出方をしないんですね。
相手を優先して自分を認めてもらおうとして、
結局、自分で自分を傷つける結果に。
そうならないためにも、
やっぱり自己肯定感と“私の取扱説明書”です(笑)
どんな時も、まずは自分を大切に。^_^
自分を大切にする事と、我儘になるのは違いますからね。
自己肯定感が上がっても、嫌われないから、大丈夫。