感謝しよう !・・・としなくていい~感謝するよりも大事なこと~
感謝しましょう。
感謝しましょう。
親に、感謝しましょう。
周りの友人や先輩に、感謝しましょう。
恵まれている環境に、感謝しましょう。
生きている事に、感謝しましょう。
すると、良い循環ができて、
いつか自分に返ってきます。
ふむふむ、なるほど。
感謝するように心がければ、
この苦しみから逃れられるのだな。
人から好かれるのだな。
よし、 感謝しよう !
・
・
・
と、しなくていいんです。
感謝しましょう、と言っている人の気持ちは分かります。
感謝は、するのもされるのも、気持ちがいいものです。
イライラしたり、穿った見方をするよりも、
ありがたいなとプラスに受け止めて、
感謝の言葉を口にする方が快いです。
ただこれ、順番が逆になると自己否定になってしまうので、ご注意。
感謝しなきゃ→感謝しよう=感謝できない自分ではダメだ、というわけですね。
いい人程、この罠に嵌ってしまいます。
*
“感謝する”という行動が先ではなく、
“感謝したい”という気持ちが先です。
ここ、とても重要。
では、どうしたら感謝したいと思えるのか。
それは・・・自己肯定感なんですよねー(笑)
またか、なんですが、
やっぱり、自己肯定感なんです!(開き直り・笑)
感謝しなきゃ、と思わなくても、
自己肯定感が上げれば、自然と感謝したいと思うようになります。
なぜなら、人からの愛を受け取れるようになるからなんですよね。
「キレイですね」「なんて、優しい人なんだ」
「頭がいいって思いました」などなど言われた時、
その言葉を受け取れていますか?
「いえいえいえいえ!」と、首をブンブン横に振ってませんか?
自分よりキレイな人がいるし!
自分より優しい人がいるし!
自分より頭がいい人がいるし!って、
相手の言葉の証明に走らなくていいんです。
ニッコリ笑って、「ありがとう」と受け取っておけばいいんです。
えっ、嫌われる?なんで?
「キレイですね」と言って、「ありがとう」と言われて、
嫌う人は、あなたの事をキレイだなんて思ってないんですよ。
だって、相手の言葉を肯定しているのに、
嫌な気分になるというのは、本当はそう思っていないのに、
否定して欲しかったのに肯定されてしまったから。
始めから嫌われている人を気にかけるより、
自分を好いてくれている人の愛を受け取って、
もっともっと仲良く、楽しく、自分らしく生きちゃいましょう。
全ての人に好かれるのは、ムリですからね。
そこは諦める。受け入れる。
キレイかどうか、不確かなものにすがるのではなく、
「キレイですね」と目の前の人が言ってくれたという事実。
そしてその言葉が私は嬉しかったという事実。
その確かなものを繋げていきましょう。
感謝よりも大事なこと。
それは、感謝できない自分を否定しないこと。
感謝したい気持ちは、後から自然と付いてくるから大丈夫。
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【今日のワーク】
一日5個、周りから言われた褒め言葉に、
ニッコリ笑って「ありがとう」と応えましょう。
褒め言葉かどうかのハードルは、低めにね。
はじめは、心の中でだけでもOKです。