「 後悔 しないように」と思って選ぶのに、いつも後悔しちゃう4つの理由
何か選択肢を迫られた時、「 後悔 しないように」と思うのは普通の心理ですよねー。
彼をデートに誘うかどうか。
どんな服を着ていくか。
彼と付き合うかどうか。
誰と結婚するか。
旦那と離婚するかどうか。
こんな大きな決断じゃなくても、私達は毎日約9,000回も選択しているといわれています。
9,000回ですよ!?
でも、そんな毎回「どうしようか・・・」なんて悩まないわけです。
歯を磨く、携帯をいじる、パンを食べる。
そんな動作を選ぶ前にいちいち悩まないようにできています。
それは、なんで?というと、過去のデータに基づいて、パチンと答えが出るから。
じゃあ、逆に悩むような事ってどんな事かというと、過去のデータに基づいて「怖れ」や「不安」が生成されるような事。
デートに誘って断られたら、どうしよう。
このLINEの内容で正解かなぁ。
今は優しいけど、付き合ったら本性が出てくるかもしれない。
旦那と別れて経済的にやっていけるんだろうか。
つまり、心で「やりたい!」と思っているのに、頭で「やめた方がいい」とブレーキを掛けているような状態ですね。
この話だけで、今回の主題は伝えられているようなもんなんですが(笑)、かみ砕いて説明していきまーす。
「後悔しないように」と思って選んだのに、いつも後悔しちゃう4つの理由ですねー^^
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①「できるか、できないか」で選んでいる
あなたは何かを選ぶとき、「できるか、できないか」で選んでいませんか?
カウンセリングでもよく聞かれるんですよー。
「こういう状態なんですけど、私、変われますか?」と。
そんな時、私はいつもこう答えています。
「『変わりたい』という気持ちがあれば、全然大丈夫です♪」と。
「できるか、できないか」という事よりも、「やりたいか」という気持ちが大事なんですねー。
ところが私達は、つい「できるか、できないか」で選んでしまうわけです。
見た目もよくて、話し上手で、仕事もできる人気者の彼より、そこそこの男性の方が行けそうな気がする。
皆が憧れるCAとか、モデルとか、華やかな仕事より、多くの人が受かりそうな職を選んでしまう。
もちろん、それが自分の「やりたい」だったらいいんですが、「できるか、できないか」で考えている時は、自分の気持ちを考慮していない時が多いですよねー。
その結果、安定しているけど特に刺激もない彼だったり、やりがいの見出せない仕事を今日も続けてしまうわけです。
まあ、でもそうなってしまうのも仕方がないんですよねー。
小さい頃から親や先生に、“説明できる事”をやるように教えられているので。
ゲームをやりたい!と思っても、子供には説明できないじゃないですか(^-^;
ゲームが、どれだけ人生を豊かにしてくれるか。
ゲームを通じて、何を学んでいるのか。
仕事でもそうですよね。
上司に「やりたいからやりましたー」って言うのは憚れます。
それが癖になってしまって、自分が“本当にやりたい事”から遠ざかった結果、何を選んでも後悔する思考の癖がついてしまった。
これが、一つ目の理由ですねー。
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恋愛や幸せというのは、気持ちですから。
できるかどうかで選んでも、やっぱり嬉しくないんですねー。
“いい人”と結婚するより、“好きな人”と結婚したいわけです(^_-)
②「怖れ」を理由に選んでいる
「〇〇になったらどうしよう」
あなたは毎日、そう考えていませんか?
失敗しないように。
迷惑かけないように。
笑われないように。
嫌われないように。
仲間外れにされないように。
そうやって、「怖れ」を理由に選択をする癖がついているんですねー。
「怖れ」というのは、とても瞬発力があります。
人に行動を促す衝動が強いんですが、大きな欠点があるんです。
それは、持続力がないという事。
その衝動は続かないんですが、それしか自分を動かす術を知らないと、また「怖れ」を求めてしまいます。
そうして、いつも「怖れ」が付いて回るような人生になってしまいます。
一つの事を達成しても、得られるのは充実感よりちょっとした安堵感。
それも次の「怖れ」にかき消されてしまいます。
「怖れ」ではなくて、「喜び」を理由に選びましょう^^
あなたは、どうしたいの?
どうしたら、あなたは喜ぶの?
長年の癖はすぐに消えないかもしれませんが、日々の選択を「喜び」を軸に選ぶようにしていくと、少しずつ後悔する事が減っていきます♪
③自己否定が大好き♡
毎度おなじみ、自己否定癖があるとやっぱり後悔するよねーというお話。
AかBかという選択肢を前にして、Bを選んだ時、完璧な選択肢というのはないので“できてない部分”を見付けて自己否定してしまいます。
そうすると、やっぱり後悔しちゃいますよねー。
Bを選んだから、ここができてない。
Aを選ぶべきだった。
そんな思考回路になるでしょうから。
ここでの問題は、完璧な選択をできなかった事ではなくて、“できてない部分”にだけ注目してしまう、自分の癖ですね。
“できてる部分”も必ずあるんですよ。
でも、自己否定が強いから自分で排除してしまってるんです。
というわけで、この癖があると、例えAを選んでも後悔するんですよねー。
どっちにしても、後悔するようにできているんです。
ゾッとしますよねー(;゚Д゚)
なので、大事なのは“完璧な選択肢”ではなくて自己肯定感を上げる事なのです♪
④絶対に成功する選択肢を探している
さっきの話と通じる所があるんですが、“絶対に成功する選択肢”を探すのも後悔しやすい理由の一つですねー。
完璧な選択肢はないという話は先程しましたが、“絶対に成功する選択肢”ってどんなだと思います?
成功率が高い選択肢=多くの人が選ぶ選択肢なわけです。
つまり、無難な選択肢に落ち着きやすいという事ですねー。
洋服でいえば、ヨウジヤマモトよりビームスだよねって感じでしょうか。
あっ、もちろんビームスが悪いってわけじゃなくて、どっちが尖っているかっていうと明白ですよね。
尖っている=自分を出している、ですね^^
もちろん、自分の「やりたい」に従ってビームスを選んでいればいいんだけど、なんとなく間違いがないし、皆着てるしって理由で選ぶと、本当の望みから遠ざかって後悔しやすいという話です。
ヨウジヤマモトを初めて着る時って、ちょっとドキドキすると思いません?
そもそも店に行くだけで緊張しそうだけど(^-^;
その感じが「怖れ」ですね。
でも、それが自分らしくて、「着たい」って喜びを叶えるのであれば、そちらを選択していきましょう。
「怖れ」を乗り越えるのはワクワクですね♪
☆関連記事:“絶対うまくいく方法”を探している内は、絶対うまくいかない!?☆
まとめ
「『後悔しないように』と思って選ぶのに、いつも後悔しちゃう4つの理由」をお届けしましたー。
①「できるか、できないか」で選んでいる
②「怖れ」を理由に選んでいる
③自己否定が大好き♡
④絶対に成功する選択肢を探している
と・い・う・事・は、これの逆をやっていけばいいんですねー♪
って、言うのは易し君(くん)なんだけど(^-^;
自分の「やりたい!」って直感や喜びを信じ、まず「やる」という事を決めましょう。
そうすると、思考を使って「どうやってやるか」という方法が見えてきます。
思考は気持ちと現実を結びつける架け橋です。
やる事を前提にする事で、「できるか、できないか」で考えていた時には見えなかった道が見えてくるんですねー。
そして、選んだ道の先でうまくいかない事があっても肯定、肯定です♪
「まー、やりたかったんだからしゃーないよね」
「できてない部分もあるけど、できてる部分もあるんじゃない?」
「後から考えたり、他の人から見れば別の道もあったかもしれないけど、
あの時はああするのが私にとってのベストだったんだよねー」
そんな風にですねー。
カウンセリングでは、個別に“後悔しちゃう思考の癖”を診断していきます。
自分では、中々気付けないですし、気付いていても変えにくかったりするのでね。
後悔したくない!と思ったら、まずカウンセリングを受ける事を決めてみては?なーんてね(^_-)