形から入った っていいじゃない~学ぶは真似る~
物事を始める理由は様々で、
更にその始め方も千差万別、人それぞれですよね。
石橋を叩いて渡る、という諺を例に取ってみても、
渡り始めは色々。
文字通り叩いて壊れないか、確かめてから渡る人。
どんな素材か、どんな形の橋か、外から観察して渡る人。
石の橋なんだから大丈夫だろうと、まず渡り始めてしまう人。
このブログを読んでいるあなたは、
きっと上手くいかない恋愛で悩んだり、
生き辛さを抱えて苦しんでいたり、
何か現状を良くしたいと思っているでしょう。
ここに来るまでも、
色々な本を読んだり、
セミナーに行ったり、
人に相談したり、
たくさん情報を仕入れていると思います。
でもね。
せっかく手にした情報を活かせてない人が、
残念ながら多いんです。
情報が多すぎて、何から始めたらいいか
分からないんですよね。
そんな時はもう、いっそのこと
形から入ってしまいましょう。
現代では、ネズミーランドもどきの遊園地を某国が作ったり、
公式エンブレムの盗作疑惑があったり、
真似をするのは悪しき文化とされつつありますが、
もともと「学ぶ」と「真似る」は同じ語源。
成功者や優秀な人の真似をするのは、
大切な学びの一環です。
真似る、つまり真に似せる過程で技術が磨かれ、
自分のオリジナルができてきます。
オリジナルの絵を描く前に数千枚の模写をし、
オリジナルの曲を弾く前に数千曲のコピーバンドをし、
オリジナルの料理を作る前に数千回レシピ通りに料理を作る。
目で見るだけより、本で読むだけより、
実践するのは何倍も気付きがあります。
あなたには憧れの人がいますか?
あなたの悩みは全世界の誰か、
あるいは過去の誰かが既に経験しています。
全く同じではなく、一部分だけかもしれない。
それでも、何かシンパシーを感じたなら、
その人が語る解決法や状況を良くするヒントを
そっくり真似して学んでください。
皆さん賢いから、結果を先に考えてしまうけど、
結果よりも大事なのは経験ですからね。
それは必ず、糧になります。
たくさん真似て、たくさん学ぶ。
形から入ったっていいじゃない。
【本日のワーク】
憧れの人の考え方や洋服、発言、食べ物、仕草、メイクなどなど。
あらゆるものの形を真似てみましょう。
自分にしっくりくるもの、自分には合わないもの。
よーく観察して”私の取扱説明書”を更新しましょう。
憧れの人の要素が自分に合わなくても、
自己否定しないでくださいね。
ショックー!と思って、そこでおしまい。
あなたが悪いわけではありません。
ただ、あなたにそのやり方は合わなかっただけです。大丈夫。