皆、 自分 が 正しい と思っている
パートナーとの仲が深まっていくと、
悲しいかな、対立も増えていきます。
それは、心理的な距離感が近くなるからなんですねー。
心理的な距離感については、こちら↓↓
パートナーの好きな所、
素敵な所ばかり見てきた時代から、
自分との違いや嫌だなーと思う部分も
見えてくる時代へ。
デート費用の支払い方や
会う頻度やセックスの回数や
テーブルマナーや服装のセンスや
記念日の過ごし方や結婚に対する考え方。
いーろんな“違い”がありますね。
そんな“違い”と出会った時の
考え方のコツをお届けー。
*
【うぅっ、キツイ・・・】
パートナーとの“違い”に出会うのは、
自分が思う理想像があるから、ですね。
デート費用は男性に多く払ってほしい、とか、
会う頻度はこれくらいがいい、とか、
誕生日には素敵なレストランで食事して
何かプレゼントをもらいたい、とか。
そうして、パートナーとぶつかった時、
こんな風に主張していませんか?
「“普通”は、男性が払うもんでしょ」
「“皆”は、毎週末会ってるよ」
「“今までの彼氏”は、ちゃんと誕生日祝ってくれたのに」
こう言われると、パートナー側には、
“あなたは間違っている”という
メッセージに受け取られてしまいます。
“普通”や“皆”や“今までの彼氏”を使って、
あたかも自分の意見が一般的で標準的で正しいかのように
伝わってしまうんですねー。
そういうつもりじゃなかった、としてもね。
*
【自分にとって、自分は変じゃない】
そんなメッセージを受け取ったもんだから、
パートナーもカチンと来て、喧嘩勃発((+_+))
友達に話せば、
「その彼氏ケチだねー」と賛同してくれるかもしれませんが、
味方を増やす事に奮闘する前に、
こんな事を知っていてほしいんです。
パートナーも、自分が正しいと思っているんだという事を。
正しいという言葉が強過ぎるとしたら、
普通、当たり前、という言葉でも由。
彼には彼の生きてきた軌跡があって、
どんなに自分からは突拍子もなく見えたとしても、
それが正しくて、普通で、当たり前なんだな、
という視点。
そういう視点で見てみると、
世界がガラリと違って見えます。
男性がデート費用を払うのが
普通だと思っていた彼女にとっては、
払ってくれないのは、
“大事にされていないんじゃないか”
“金づるにされているんはないか”
“結婚する気がないんじゃないか”
“本命は別にいるんじゃないか”
という様々な不安を引き連れてきます。
割り勘が彼にとっての普通だと知れば、
不要な不安を生み出さずにいられるんですねー。
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【まとめ】
パートナーシップは
あばたもエクボの時代が終わってからも楽しい(^_-)
でも、“違い”をうまく二人で受け入れられないと、
ツラいお付き合いになってしまいますねー。
その第一歩として、
皆、 自分 が 正しい と思っているんだ、
という視点を持てると、
モヤモヤやイライラが減りますよー。
そして、
“私が正しい!あなたが間違ってる!”
という話し合いではなくて、
“私はこう思う。あなたはこう思うのね。
じゃあ、二人でどうしようか?”
という高度な話し合いが持てると、
より一層パートナーシップが深まって、
幸せな関係を築けますよん。
パートナーシップに正しさを持ち込むと、
うまくいかないわけですが、
かといって、自分の物差しだけで測ってはいけない、
って強く思ってしまうと、
物差し自体を消そうとしてしまうのでねー。
自分の物差しも大事。
相手の物差しも大事。
そして、パートナーシップでは
二人の物差しを築くのが大事^^
本日のBGM:隣の工事の音