心のブレーキ (頭)とアクセル(感情)の使い方
このブログでは感情に従いましょう、
心の声を聞きましょう、
ワクワクを追いかけましょう、
という方向にお話をする事が多いです。
でもね、それは現代が頭で考えて動く事が多いから、
あなたにとって程よいバランスを取り戻すために
そう言っているわけで、
もちろん頭で考える思考が悪者なわけではありません。
頭はブレーキ、感情はアクセル。
心のブレーキ (頭)とアクセル(感情)を、
上手に使っていきましょう。
現代は戦争もなく平和で、
命の危険にさらされる生活から遠ざかり、
仕事や日常でも、体を動かす事が少なくなりました。
日本では。
インターネットや携帯電話が発達して、
たくさんの情報が簡単に手に入る環境。
TwitterやInstagram等のSNSを通じて、
互いの言動を評価し合う。
なんとなく、常に誰かの目を気にするようになっていませんか。
既読される内容だろうか、いいねされるような写真だろうか。
じゃあ、どうしたら既読されるか、いいねされるか、
気軽にスマートフォンで検索できてしまう。
これが、頭で思考して感情にブレーキをしている構図ですね。
それを心が喜んでいれば、ぜーんぜんOKです。
でも、言いたい事が言えない、
好きなものを好きに公表できないんだったら、
窮屈で疲れてしまうんです。
だから、ブレーキ(頭)とアクセル(感情)の使い方を
学びましょう。
感情に従ってアクセルを入れて、心が喜んだ場面。
頭で考えてブレーキをして、心が喜んだ場面。
自分で自分を観察して、“私の取扱説明書”を更新しましょう。
*
私がブレーキを使うのは、こんな場面。
<Friday(フライデー)のブレーキを使う場面>
朝、悪夢を見て目が覚める。
なんとなく嫌な感覚を引きずっている。
そういえば、彼氏から返信がない。
昨日、友達のAくんと飲むと言っていたけど、
本当は女の人と一緒で、懇ろになったんじゃないか。
あーー、返信がない!返信がない!
イライライライライラ・・・。
ま、懇ろという表現が古いというのは置いておいて(笑)、
こんな思考&感情の推移をよくしていました。
次に彼氏に会う時まで嫌な気分を引きずって、
感情を爆発していました。
せっかく会っているのだから、
楽しく過ごした方が絶対いいのにね。
*
今は、無駄に喧嘩をするだけで、
自分の心も喜ばないと知っているので、
気付いた時点で大ブレーキを掛けます。
上記の場面だったら、
「友達のAくんと飲むと言っていたけど・・・」辺りで、
ハイハイ!と止めに入ります。
けど、無理に抑え込むと感情はこじれるので、
抑え込むのではなく認めるイメージ。
まずは、事実と感情を分けます。
分け方は、こちらの記事で書きましたね。
悪夢を見た、と
返信がない、が事実ですね。
で、無理にこの2つを繋ぎ合わせなくてよかったんです。
ただ人は、不安な状態に耐えられないと、
安定を求めて理由探しに走ります。
悪夢を見た嫌な気分を引きずって、
返信がない先の嫌な気分を作ってしまったんですね。
悪夢を見て、嫌な気分になった。
彼から返信がなくて、悲しい。
それだけ。
それだけを認める。
「嫌な気分になったね」
「悲しかったね」と口に出して、
アファメーションをしてもいいですね。
認めるというのがピンと来ないのであれば、
何もしない。
事実と自分の感情を認めて、そこでおしまい。
ブレーキ(頭)とアクセル(感情)の使い方をマスターして、
恋愛も、仕事も、人生も、自分らしく活き活きと♪
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【今日のワーク】
感情に従ってアクセルを入れて、心が喜んだ場面。
頭で考えてブレーキをして、心が喜んだ場面。
自分で自分を観察して、“私の取扱説明書”を更新しましょう。
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本日のBGM:大野愛果/key to my heart