自分と向き合う ≠自分の悪い所を探す
自分を変えたい!と思う時、
自分と向き合う 事は必須です。
なぜなら、自分を変えたいというゴールには幸せがあって、
幸せというのは、
その人が「自分らしく生きている」という事で、
その“自分らしく”が何なのかを知るのに、
自分の事を知る=自分と向き合うのは
避けて通れぬ道なんですねー。
た・だ・し、
それがイコール自分の悪い所を探す
というわけではないんです。
今日は、そんなお話( ˘ω˘ )
*
【自分の悪い所を探す?】
カウンセリングが怖いなと思う方の中に、
「自分と向き合う=自分の悪い所を探す」
と思っているという声をいただきました。
あー、なるほど。
たしかに、そうも見えるよなー。
でも、もったいないなー。
というのが、フライデーの思った事(笑)
確かに、序文に書いたように
カウンセリングでは自分を知るために、
自分の事を考えたり、
自分の過去を思い返して話し(離し)たり、
自分のやりたい事は何だろうかと思いを馳せたり、
という事を総称して、「自分と向き合う」という事をします。
自分らしく生きるために。
幸せになるために。
で、悪い所がその中にあるという考えなんですが、
いつもお話している通り、
短所と長所は表裏一体。
物忘れが激しい人は、
嫌な事を忘れるのが早いし、
嫉妬しやすい人は、
向上心が高いし、
一人では何もできない人は、
人と協力していけるし。
だから、悪い所を探すというのは、
当たっているとも言えるし、
当たっていないとも言える。
その特徴を“悪い”と見れば短所になるし、
“よい”と見れば長所になるだけ。
*
【宝石の原石だー!】
そういうやり方に慣れていくと、
自分と向き合うのも楽しくなってくるんですねー。
悪い所と思って見て見ぬふりしていた部分が、
宝石の原石のように思えて、
“どうやって磨こうか”
“どうやって長所にしようか”
とワクワクしてきます^^
だからね。
もう短所を直そうなんて、しなくなりますよ。
人から何か言われるかもしれない。
人とぶつかるかもしれない。
人と違うかもしれない。
それが激しければ激しいほど、
長所もまた強く光るわけです。
*
【回帰】
そうして、
受け入れられないと思っていた部分も、
受け入れられるようになる頃には、
自己肯定感もすっかり高まっています。
長所を受け入れるの簡単ですね。
でも、人間が短所も持っているわけです。
どちらも自分なんだ。
これが自分なんだ。
そう、自分が認められるようになって、
自分らしく生きるようになると、
不思議な感覚に出会います。
懐かしい感じ。
自分を変えたい!と思って
ここまで来たはずなんだけど、
この懐かしい感じ。
“あぁ、本来の自分はこうだったんだな”
自分を変えるというのは、
全く違う自分になるイメージかもしれませんが、
本当は“本来の自分に帰る”という感覚なんです。
今の自分から見たら「変化」だけど、
「回帰」でもある。
“ただいま”って帰るような。
だから、怖がらなくて大丈夫ですよ(笑)
一緒に進んでいきましょう。
ずっと昔に別れを告げた、
本来の自分の所に帰る旅。
それが、幸せへの道。
自分がやりたい事って何?
自分は何に悲しむの?
自分にとっての幸せって?
自分が好きな人は?
手前味噌だけど、
私のカウンセリングでは
そのお手伝いをしていきます。
怖い時、
苦しい時、
道を間違える時
道を知らない時
どうやって進んだらいいか分からない時。
本来の自分の所に帰る旅を続けられるよう、
幸せへの道案内をしていくのが、
カウンセラーの仕事だと思っています。
*
【まとめ】
今日は、自分と向き合うというのが、
自分の悪い所を探すというわけでは
必ずしもないですよーというお話でした。
むしろ、悪いと思っていた部分を、
輝かせられる楽しい作業なんだという事。
何事もね。
苦しんでやるより、
楽しんでやった方が、
はるかに成果が出ますから(にっこり)