自分軸で生きるって、 自己中 って事でしょ??
自分を苦しみから解放する鍵として
いつもお伝えしている、自分軸。
自分を大切に、
人ではなく自分を優先して、
とお話すると聞かれるのが、こんな質問。
「それって、 自己中 なんじゃないんですか?」
そうだよね、そう思うよねー。
この似て非なる自分軸と自己中について、
今日はお話したいと思います。
自分軸と自己中の違い
今日は珍しく、ズバッと本題から入っちゃう(笑)
自分軸をサクッと説明すると、
まずは自分が何を感じているのか、
自分が何をしたいのか、自分の心の声を聞いてから、
人の事を考えようという話。
自分→相手→二人、の順番。
自分はこう思う。相手はこう思う。
じゃあ、そんな二人にとってどうしたらいいだろう?という考え方ですねー。
「I’m OK, You’re OK」という、どちらも満たされる状態を目指すので、
彼との関係を深めて長ーいお付合いをしていけます^^
私さえ我慢すれば・・・っていう「I’m not OK, You’re OK」は、
短期的には機能するんだけど、
いずれ我慢に限界が来ちゃうんですねー。
一方の自己中は?
というと、最初の自分しかいない。
オンリー自分。
自分さえ良ければいい。
他人は自分を満足させるためのコマ。
自分軸と全っっ然、違いますよね(笑)
自己中を辞書で調べると、
“乳幼児期の思考様式で、物事を相対化したり
客観視したりできないこと”とあります。
皆が心配しているのは、
この自己中だと思うのだけど、
ちょっと待って。
私達、もういいオ・ト・ナ(はーと)
“迷惑かけないかな”って
相手を気遣っている時点で、
物事を相対化したり、客観視できてるんです。
だから、大丈夫^^
自分軸と他人軸
ここで改めて、他人軸について触れておきましょう。
自分軸が「自分→相手→二人」で考えるという事は、
他人軸はその逆、「相手→自分」で考えている状態です。
時には「相手」しかいなくて、「自分」がないなんて事も。
だから、苦しいんですねー!
☆関連記事:彼中心の“他人軸”が苦しいワケを、改めてお伝えしたい☆
買い物に行って、自分が気になる服よりも
彼に「いいね」って言ってもらえるかを優先したり、
新しい彼氏を自分が好きかよりも、
友達に「彼氏カッコいいねー!」って言ってもらえるかが大事だったり。
うぅっ、過去を思い出して、
身につまされるぜ。
他人軸がなんで苦しくなるかっていうと、
どんなに相手の事を考えても、
その人がどうしたら喜ぶかなんて、
誰にも分からないのに、
そんな不確かなものに自分の気分が振り回されるから。
*
さらに、投影の法則が働いて、
相手もそうなんだろうって期待しちゃう。
相手も、私が喜ぶ選択肢をしてくれるだろうって。
ところが、この記事でお話したように、
期待は裏切られちゃうんですねー(*_*)
そうして、どんどん疲れちゃう。
よかれと思って、一生懸命に気を回すのに、
ぜんぜん報われない。
自分軸と迷惑
自分軸ができてくると、自分と他人に
線引きができるようになります。
「私は私、あなたはあなた」
こちら↓の手を繋いでいる相互依存の状態ですね。
☆関連記事:共依存と相互依存の大きな違い~幸せなパートナーシップ~☆
そうすると、相手を信頼できるようになるんです。
相手が何をしても、
「オールOK。お任せ~♪」という心持ちでいられるので、
相手も自分をそう思っているだろうと感じられます。
すると、ね。
自分が何をしたって、
相手が“迷惑だ”って思うわけがないってなるのさ。
もし迷惑だったら、言ってくれるって信頼してるから。
そうしたら、謝ればいいんです。
絶対に迷惑をかけない!っていう、完璧を目指さなくていいんです^^
まとめ
自分軸で生きると、自己中になるんじゃないか、
という相談者さんの質問に、今回はお答えしました。
自分軸は、「自分→相手→二人」で考える。
自己中は、「自分しかいない」。
“自分軸って自己中になっちゃうんじゃ・・・”って
気にしているあなたは、大丈夫。
「相手→自分」の他人軸になっているだけだから、その矢印を逆に向けてみて。
その方が、もっともっと人も自分も大切にできるようになれるから。
そして、そんな自分軸のカギとなるのが・・・自己肯定感ですねー(ヽ´ω`)
本日のBGM:BUMP OF CHICKEN/ギルド