彼の短所 を直させるか、違いを楽しむか~短所が見えてからがパートナーシップの始まり~
彼の事が好きで好きで、
キャー楽しい!!
キャーかっこいい♪
キャー幸せ~(≧▽≦)
なーんてはしゃぎながら始まった恋も、お付合いが始まってしばらくすると、彼の嫌な所がチラホラ。
- 何度言ってもLINEの返信が遅い
- いつも遅刻する or ドタキャンする
- 嫌味やダメ出しを言ってくる
- 仕事人間で構ってくれない
- 酔うと絡んでくる
- スキンシップや愛情表現が少ない
- 女癖が悪い
- ギャンブルにはまる
もちろん、合わないんだったら無理にお付合いを続ける必要はないけど、いもしない“完璧な人”を探し求めて、愛のジプシーになって彷徨うなら、彼との違いの仕組みを知って、二人の関係を深めていきませんかー?
今日は、そんなお話( ˘ω˘ )
人間関係の距離感
そもそもなんですが、知り合いや友達の距離感だった人が、恋人や夫婦という関係になると、ものすごーく距離が近付きます。
こんなイメージ。
[近い] 自分>母>父>兄妹・祖父母>親友>友達>知り合い>他人 [遠い]
恋人や夫婦は、これ↑のどこまで近付くと思います?
・
・
・
実は、「自分」まで近付くんです。
いやー、近いですねー(笑)
そして、注目してください。
自分まで近い距離感の人間関係って、他にないんですねー。
人生で初めて!なわけです。
そりゃー、上手くいかなかったり悩むわけです。
で、遠くにあったものが、近くに来るとどうでしょう。
よく見えますよね(笑)
100メートル先にリンゴがあったら、
「あっ・・・あれ・・リンゴ・・・かな」
って程度。
これが手元にあったら?
赤い色、丸い形はもちろん、フルーツの匂い、ずっしりとした重み、独特の触った感じ、皮の産毛まで見えます。
それに皮をむいて食べる事も出来るし、時間が経てば腐る様子も見えます。
もしかしたら、虫が付いていて「ひよぇっ!?」って、なるかも(笑)
距離が近付くと、良い所だけじゃなくて色んなものが見えてくるんですねー。
短所=長所!?
そしてもう一つ、心の仕組みをお伝えしましょー。
実は・・・短所と長所って同じなんです。
例えば、何度も遅刻する人はルーズともいえるし、時間に大らかともいえる。
嫌味やダメ出しを言う人はシニカルな人ともいえるし、批評家やコーチともいえる。
人の性格は凸凹していて、凸は長所。凹は短所って認識しがちなのだけど、凹が必要な場面もあるわけです。
建物の基礎を作る時には必ず穴を掘るし、木を植えるためにも穴が必要。
短所も長所も、同じその人の“特徴”なんですねー。
個性が出ている所。
だから、短所がなくなると長所もなくなっちゃいます。
いい所のない彼との関係なんて・・・退屈ですよねー(笑)
なので、彼との違いを楽しむには「短所の裏の恩恵を受け取る」というのがコツなんですねー♪
あ、これは自分も同じですよ?
あなたの短所も長所なんで、直しちゃダメなんですー(笑)
ちなみに、その“特徴”を短所か長所か決めているものって、なんだか分かります?
それは・・・気分です(笑)
あなたの気分がよければ好意的に受け止められるし、気分がよくないと悪意的?に受け止められます。
“特徴”は中立なので、ね。
自分もされたから
で、ですね。
タイトルにもあるように、彼との違い、短所が見えるとつい直させたくなって、コントロールしちゃう。
自分と同じ友達の意見を集めて多数決で彼に迫ったり、
「普通はこうだから」と常識で彼に迫ったり、
「前の人はこうしてくれた」と実績で彼に迫ったり、
あるいは怒り心頭で迫ったり(笑)
あの手この手、色々あるけれど・・・上手くいかないですよね。
あれこれ彼に伝えた事は、よかれと思ったとしても全部、“お前が悪い”ってメッセージになっちゃうんでね。
だからコントロールされて嬉しい人は、あまりいないんですー。
で、なんで自分がそうしちゃうかっていうと、あなたもそうされてきた過去があるから。
お母さんかな、お父さんかな、お兄ちゃんかな、友達かな、学校の先生かな、先輩かな。
あなたが相手の意に沿わない行動をした時、力づくなり、言葉でなり、ムリヤリ行動を変えられた事がありませんか?
まあ、日本の学校の教育というのが、“皆同じ”を由とするので、大なり小なりそうした経験や、風潮があると思います。
でね。
“あぁー、自分もそうされて嫌だったなぁ”
って気付いて改められれば、それはそれでオッケー。
一方で、自分がされて嫌だし、やめたいんだけど、やめられないのだとしたら、その当時の悲しみや怒りがまだ残っているのかもしれません。
- 理不尽に行動を制限された怒り
- 親の望む「いい子」になれなかった罪悪感
- 皆と同じ事ができない自分への戸惑い
- 暴力を振るわれた怒り
- 違いを否定された絶望
何十年も前の事でも、感情って残っているのでね。
それが今の行動に影響をして、復讐のように悪さをしているのであれば、癒していきませう。
カウンセリングでも、お手伝いしてますよー。
まとめ
『彼に短所を直させるか、違いを楽しむか~短所が見えてからがパートナーシップの始まり~』を、お届けしました。
そう。
タイトルに記していましたね。
短所が見えてからが“本当の”パートナーシップの始まり、なんていいます。
相手の短所ってねー。
自分にとっては受け入れがたい所なんで、認めるのが難しいんですが、そこを越えると楽チンですよー。
互いに信頼し合える、相互依存の関係♪
相手が悪いんだ、って言っちゃえば簡単なのだけど、それだと話はそこで終わっちゃうのでねー。
あ、もちろん「どうしてもイヤ!」って思ったら、我慢しないでね^^
「やめて」って伝えてもいいし、お別れするのも全然ありですー。
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そういえば、友達で「ディズニーランドに一緒に行ってくれないから別れた」って子がいたなぁ。
そう、彼女にとってはそれがとっても大事で、だから“自分で選んで”お別れしたんですねー。
自分で選ぶ、というのがポイント。
お別れしてもいいし、彼の短所を受け入れてみようって挑戦してもいいし、どっちもOK♪
あなたが幸せなら、ね。
この選択のカギになるのが、自己肯定感ー。
はい、いつも通りでございまする(笑)
「こっちだ!」って決めるのは、自分の心の由とする感覚に従うのでねー。
自己肯定感って、どうやったら身に着くの??
という方は、カウンセリングで一緒にやっていきましょー^^↓↓
本日のBGM:BUMP OF CHICKEN/プラネタリウム