断る 力~つい依存しちゃうキミへ~
私、物心ついた時から親に反抗していまして(笑)
なんでもかんでも「いやだー!」って言っていた口なんです。
友達にも「頑固だね」と言われる事も多く、
“私ってば悪い意味で意志が強いんだな”って思っていました。
つまり、 断る ことになんの抵抗もないと。
でもですね、
心の勉強を始めていたら、
ぜーんぜん真逆の事に気付いたんですよ。
“あれっ、もしかして私断るの苦手!?”
そう気付いたのは、断った後の罪悪感の強さ。
“あー、申し訳ないなー”って思うのは分かりやすい罪悪感で、
申し訳なさ過ぎて“いや、ムリだし!あっちが悪いし!”って
自分を正当化する形で罪悪感が表れた事もありました。
もう、罪悪感を感じるのがイヤ過ぎて、
断るようなシチュエーションを避けるよう努力しちゃう。(笑)
告白されそうになったら、音信不通になります。
二次会に行きたくない時には、先に別の用事を入れます。
洋服屋で店員さんに話しかけられたら、すぐに店を出ます。
断れる、正当な理由がないと断れないんですよね。
正当な理由も何も、あなたが嫌だと思えばそれが理由ですよ、
って今なら思うんだけどね。
*
んでね。
断れるかどうかって、自己肯定感にめちゃ関係あるんです。
自己肯定感が低いと、
断ったら次は誘ってもらえないかもしれない、とか、
断ったら嫌われるかもしれない、とか、
断ったら悪口を言いふらされるかもしれない、とか、
断ったらお高く留まっているように思われるかもしれない、とか、
グルグル考えてしまいます。
だから、その悪い想像が実現しないように、
ちょっとだけ我慢して相手の要求を受け入れていました。
これがまた、自己肯定感を下げることになるんですねー。
自分がやりたいことを押し殺しちゃってますから。
*
自己肯定感を育てるためにも、断る力を身に付けましょ^^
【本日のワーク】
今日はスパルタです(笑)
ので、ご自分で難易度を調整してね。
洋服屋でも雑貨屋でもインテリアショップでもいいので、
お店に一人で行ってみてください。
できれば、財布を持たずに。
そこで、店員さんにたくさん話を聞いて、
親しげに話をして、最後におすすめを断る。
財布持ってないんで、断るしかない状況。
どーしても断りづらかったら、
「あっ、財布忘れてきちゃいました!」
と言って、お店を後にしましょう。
ウソではないですからね。
他にも、一人で映画を見に行く、
一人で居酒屋へ行く、
一人で旅行に行く。
一人で出掛けると、断る機会も増えますから鍛えられます。
選ぶ力も同じ。
自分とじっくり向き合って、
ここでは断る、
ここでは選ぶ。
そして、自分が喜んでるかな?
不満がっているかな?
って、毎回観察してみましょ。
そうしてまた、“私の取扱説明書”を更新☆