心理学 は何のために存在するか
心理学 は何のために存在するか。
これ、知っておくと心理学を上手く自分の幸せに活用できます。
知らないと、遠回りしてしまうので綴っていきますね。
心理学の起源は、
近代の心理学が哲学から独立して一つの学問として成立したのは、1879年にドイツの心理学者ヴィルヘルム・ヴントがライプツィヒ大学に心理学実験室を開き、アメリカ合衆国でも心理学の研究が始まった1870年代という見解が一般的である。心理学が境を接する様々な領域として、生理学、神経科学、人工知能、社会学、人類学、さらに哲学やその他の人間的活動がある。――参照:Wikipedia「心理学の歴史」
んーーー、頭が痛くなってきた(笑)
違う、こういう事を書きたいんじゃない。
心理学というと、人の心を科学する=人の心を見透かせるというイメージを
お持ちの方も多いかと思います。
なので、カウンセリングでも
「彼はどう思っているんでしょう?」という質問をよくいただきます。
確かに、心理学では心の仕組みを解説できるので、
その質問にお答えする事は可能です。
でも、ちょっと待って。
あなたが知りたいのは、本当にその質問?
本当に知りたいのは、
「どうしたら自分が幸せになれるか」という事ではないの?
彼が好きだったら幸せ、彼が嫌いだったら不幸せ。
いやぁ、もったいないです。
分かる、分かりますよ!気持ちは。
バリバリ依存体質だった私ですから。
Friday(フライデー)の依存エピソードはこちら↓
☆関連記事:好きなものを好きと言えなかった日々~依存体質チェックリスト~☆
*
「彼はどう思っているんでしょう?」という質問では、
幸せを遠ざけます。
なぜなら、
「心理学的にはこう解説できます」とお伝えした内容を、
正しいか、正しくないかという基準でしか見られないから。
大事な事が抜けているんです。
“どうしたら、自分が幸せになれるか”という、大事なポイントが。
例えば、バツイチの彼が中々結婚に向けて話を進めてくれない、という話だったら、
彼は罪悪感を強く持っていて、
それは前の奥さんがまだ好きだというわけではなくて、
あなたの事が大事だからより強くなってしまって・・・、と彼の心理を解説します。
「彼はどう思っているんでしょう?」という質問には、お答えしていますね。
その答えで、あなたは幸せになっていますか?
幸せになれそうな予感がしますか?
彼はどう思っているという視点は、
あなたの選択肢を彼に明け渡してしまっている状態。
手元になくて、とても不安定ですよね。
ここからグッと、自分の元に引き寄せます。
「私はどうしたいのか?」
今の私にできることは何か。
カウンセリングでは、それを見つけるお手伝いをします。
そうすると、すーっと心が楽になっていきます。
問題が手元にあるから。
*
先程の例であれば、彼の罪悪感が強いという話ですが、
投影の法則に則れば、それはあなたの罪悪感が強いという事。
ドキッとしました?
あなたの中に、手放せていない罪悪感がありませんか。
元彼や元々彼や、お母さんやお父さん、兄弟に対する罪悪感かもしれません。
それを、探っていく。そして手放していく。
そんなこと意味あるの?って、思いました(笑)?
分かります、分かります。
でもね。
意味がある、意味がない。じゃないんですよ。
正しい、正しくない。じゃないんですよ。
合ってる、合ってない。じゃないんですよ。
どう幸せに活かしていくか、なんです。
世界は自分が創っているというのは、そういう事。
幸せになりたいなら幸せになる答えを待っているのではなく、
どう幸せになるかを選択していく。
彼と結婚がしたいのなら、
どう彼と結婚をするかを選択していく。
それはトレーニングでできるようになりますからね。
自己肯定感と“私の取扱説明書”が導いてくれます
まとめ
心理学は何のために存在するか。
それは、人の心を見透かすためではなくて、
人をコントロールするためではなくて、
人が幸せになるために存在するんだ。