承認欲求 と自己肯定感
承認欲求。
心理学に興味がある人でなくても、
知っている言葉になってきましたね。
この 承認欲求 で苦しんでいる人多いなー、と思いまして。
今日は承認欲求と自己肯定感の関係について、
お話していきますー。
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【承認欲求って?】
承認欲求というのは、
「あなたってスゴイのね」とか、
「さすが!」とか、
「センスいいね」とか言われたりして、
他人から認められたいという気持ちですね。
厳密にいうと、承認欲求には2つの種類があります。
例に挙げたような誰かから認められたい“他者承認”と
自分の理想像と自己像を一致させたい“自己承認”。
今回は、他者承認にスポットを当てていきます。
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【他者承認の怖さ】
人からスゴいと言われると、
嬉しいですし、自分が正しい気がして安心しますし、
気持ちがいいですよね。
ただその他者承認を求める気持ちが強すぎると、
そこに依存してしまい、
本来の自分からどんどん離れてしまいます。
自分の心が望むことよりも、
他人が褒めてくれるだろう事を優先。
恋愛依存症も、その一種ですね。
自分が好きな洋服よりも、
彼が褒めてくれる“だろう”服を選んだり、
自分が食べたいものよりも、
彼が食べたい“だろう”食事を選んだり。
・・・気づきました?
そう、これらは「だろう運転」なんですよね。
「だろう運転」に触れた記事は、こちらの2つ↓。
☆関連記事:アンガーマネジメント~自分の怒りと他人の怒り~・後編☆
不確かな「だろう運転」を続けると、
他者の意に沿えているかに気を取られて、
自分の心が置き去りに。
これでは、心が疲弊してしまいます。
*
【自己肯定感の高い人】
自己肯定感が高まると、
他者承認についても、
こんな風に変わっていきます。
その1、自分で承認できる
冒頭にあった、自己承認ですね。
自己肯定感が高まると、
自分で自分を肯定できるようになるので、
他者承認の中で、自分で満たせる部分が出てきます。
自分はどこにもいかないですし、
自分の事は“他人よりは”分かりますから、
安心して、自分らしくいられるんですねー。
その2、承認欲求を肯定できる
それでももちろん、
他の人に認められたい!という欲求が
ゼロになるわけではありません。
ただ、そんな自分も肯定できちゃいます。
他人に認められたい自分を肯定する。
髪型変えたから人に褒められたい!とか、
頑張って料理作ったから、
美味しいって言ってもらいたい!とかね。
この時、自己肯定感が低いと、
褒められない=自分に価値がない、となってしまい、
怖れから行動をしてしまいます。
そうすると・・・顔が怖くなります(笑)
「新しい髪型どう?似合う?変じゃない?」とか、
「美味しいよね?ね?ね????」とか、
絶対褒めてもらおうとするので、
言われた方は似合うとか美味しいとかよりも先に、
怖い
と思ってしまいます(>ω<)
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【まとめ】
承認欲求と自己肯定感。
まず、承認欲求の中には
他者承認と自己承認があるんだよー、
というお話でしたー。
そして、他者承認が強過ぎると、
恋愛依存症などの依存が起きて、
自分を苦しめてしまいます。
そこで登場するのが、我らが自己肯定感(笑)
自己肯定感が高まると、
[1]他者承認と自己承認のバランスが取れ、
[2]他者承認とうまく付き合えるようになりますよん。
他者承認も悪者ではなく、
人とうまく付き合うエッセンスになったり、
物事をやる時のモチベーションになってくれますからねー。
上手に付き合っていきましょ♪
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