罪悪感 を感じたら、まず気付いてほしいこと
相手を傷つけてしまったり、
大きな失敗をしてしまった時、
じわ~っと感じる、あの嫌な感じ・・・
そう、それが 罪悪感 ですね。
自分が罪を犯しているかのような感覚、
自分が悪いという感覚。
これは、苦しいですよねー。
その苦しみから抜け出すために、
罪悪感を感じたら、まず気付いてほしいことを
今日はお話していきます。
*
【罪悪感は、なぜ苦しい】
自分が悪いという感覚が苦しいのは、
なんででしょう。
心の法則から頭=心であれば、苦しくないはず。
という事は、罪悪感を感じているとき、
私達は頭=心ではなく、
実は頭≠心になっているんですねー。
つまり、頭では“自分が悪いんだ”とか
“悪い事したなぁ”と思っていても、
心は“自分は悪くない!”と感じているという事。
・・・ええぇーーー!!
って感じですか(笑)
「自分は悪くない!」って、
開き直っているみたいで認めづらいかな。
でもね。
私達は、どんなに怒られても嫌われても、
いつだって自分のベストを尽くしているものなんです。
自分の、ですよ。
怒っている上司や、
嫌われちゃった彼にとってのベストではなく。
後から、“こうすればよかった”と思っても、
その当時は、できうる全てを尽くして、ベストの行動をしたんです。
心は「ベストを尽くしたよー!」と言っているのに、
頭が「お前が悪い、お前が悪い」と言っている。
心と頭が喧嘩して、
苦しくなっちゃうんですね。
*
【じゃあ、なんのために罪悪感を抱くの?】
そんな自分を苦しめる罪悪感。
なんのために罪悪感を抱くのか。
こんな時に役立つ、目的論に従って解説していきまーす。
罪悪感を抱くメリットって、なんでしょう。
えっ、そんなものないでしょって思います(笑)?
いやー、あるんですよー。
あの恋愛依存症にもメリットがあったくらいですからね。
それは、“これ以上責められない”というメリット。
防衛本能の一種なんですねー。
“僕は十分悪い事をしたって思っているから、許してほしい”
これが、罪悪感の正体です。
意識・・・できないですよね。
私も、始め知った時にわかには信じられませんでした。
自分を責めなくては!って、
もっと追い詰めていました。
でも、そうしていても一向に罪悪感はいなくならないし、
罪悪感を抱いたままでは、相手との関係も上手くいきません。
罪悪感は愛を遠ざけ、補償や犠牲行為を生みます。
悪い事した代わりにプレゼントを買う(補償)とか、
やりたくないのに我慢してやる(犠牲)とか。
他人軸、まっしぐらですね(*_*)
そして、心はずっと
“ねぇ、私悪くないのに、
いつまで謝り続けなきゃいけないの!?”
って苦しんでいます。
*
【まとめ】
罪悪感を感じたら、まず気付いてほしいこと。
それは“自分は悪くない”と思っている、あなたの心。
“自分は悪くない”というのは、
相手を傷つけたり、
迷惑を掛けたことに対する開き直りではなくて、
“ベストを尽くしたんだ”ということ。
自分の心と頭を一致させたら、
苦しみから解放されます。
そうしたら、次の一手を指す余裕が生まれます。
「ごめんなさい」と素直に謝る、余裕。
「どこが悪かったですか?」と反省できる、余裕。
「実は、こんな事があってさ」と誰かに相談できる、余裕。
その余裕が、問題を解決へ導いてくれますよん。
※追記※
罪悪感シリーズの記事が増えたので(^_-)↓
本日のBGM: 【PS4】Marvel’s Spider-Man | ゲーム