「 ダメな私 を愛してほしい」が、うまくいかない3つの理由
「ダメな私を愛してほしい」
カウンセリングで、よく聞くセリフなんですねー。
少女漫画の題材にも、多かったりしますよね。
地味で冴えなかったり、恋を休んで○年だったり、休日は家で干物ガール(もう死語か・笑)な主人公が、ひょうんなきっかけから超絶イケメン彼に愛されて、ラブラブ道まっしぐら・・・。
いやぁ、いいっすね!!
ただ、現実でコレがうまくいくか?っていうと、中々難しかったりするわけです(^-^;
残念ながら。
今日は、そんなちょっと耳が痛いかもしれないけど、あなたがラクで幸せな恋愛へ向かう為の第一歩になるようなお話♪
理由1、彼を見上げちゃう
ダメな私を愛してもらいたい時って、その“不足分”を彼で埋めようとしているんですよね。
だから、同じくダメな男じゃ役不足なわけです。
というわけで、お相手は“スゴい人”をキャスティングします。
あっ、自分の心がね。
無意識にね。
で、もちろん仕事ができたり、高学歴だったり、背が高かったり、イケメンだったり、優しかったり、趣味で活躍していたり・・・実際にスゴい人なんですけど、自分でそういう風に「見ている」という側面もあるんですよー。
つまり、彼を見上げている状態ですね。
そうすると、自分で選ぶんじゃなくて、彼に「選ばれなきゃ!」って他人軸になりやすいし、対等な関係ではないので深い関係が築きにくくなっちゃいます。
その辺りの詳しい話は、こちら↓にも書きましたねー。
☆関連記事:彼に“選ばれよう”とすると、たちまち恋は上手くいかなくなる!?☆
自分が見上げているという事は、相手から見ると見下げる事になるというお話。
自分から一段降りて、価値を下げちゃうのって勿体ないですよねー(>_<)
理由2、彼を利用している
理由1でお話したように、ダメな私を愛してほしい背景には、不足分を彼で埋めたい心理があると解釈できます。
これって・・・彼と恋愛しているんじゃなくて、彼を“利用している”事になるんですよね。
「私はダメだ」という自己否定感とか、
「将来どうしよう」って不安とか
「ひとりぼっちだ」って寂しさや怖れとか。
そうした諸々のネガティブな感情を彼で解消しようと、利用しているわけです。
愛し合う関係ではなくて、愛を奪おうとしているわけですねー。
うん、これも過去記事↓で書きましたね。
今日はダイジェスト版みたいな感じかな(笑)
もちろん誰もが愛し、愛されるために恋愛をしているわけで、彼も「利用されてるな」って感じるのはイヤなんじゃないでしょうか。
うまく隠しているつもりでも、私達は言外のコミュニケーションもしていますから、なんとなーく彼に伝わっちゃうんですよねー。
理由3、やっぱり他人軸だから苦しい
まあ、いつも通り、私の話はここに辿り着きますよね(笑)
「ダメな私を愛してほしい」という事は、自分の価値や幸せを他人に委ねている状態ですから、彼に依存しやすいですし、やっぱり他人軸になっちゃって“自分が”苦しいわけです。
☆関連記事:彼中心の“他人軸”が苦しいワケを、改めてお伝えしたい☆
それに、どんなに彼に愛されたって、問題の根本は自己肯定感の低さで、そこは解消されていませんから、彼の愛が信じられません。
“ダメな私”が愛されていいわけないので、愛を受け取れないんですよねー。
「私の事、本当に好きなのかな?」って彼の愛を何度も疑ったり、
ちょっと返信が遅いだけで「嫌われた」ってパニックになったり、
「もっと愛してよ!」って次から次へと欲が湧いてきたり。
自己肯定感&自分軸がやっぱり大事ですし、愛を拒絶するに到った、過去の傷を癒すのも効果的です^^
彼を見上げちゃうのも、利用しちゃうのも、他人軸になっちゃうのも、そうするに到った傷や背景があるわけですから、なーんら自分を責める必要はありません。
気付いて「変わりたいな」と思ったら、「そうなっちゃうよね。あんな事があったら、仕方ないよね」と、まずは肯定して自分を理解してあげましょう(^_-)
まとめ
「『ダメな私を愛してほしい』が、うまくいかない3つの理由」をお届けしましたー。
・理由1、彼を見上げちゃう
・理由2、彼を利用している
・理由3、やっぱり他人軸だから苦しい
3つの理由からその仕組みと、そうしちゃう心理背景をお話しました。
じゃあ、どうしたらいいの!?
っていうと、やっぱりまずは自分で自分を愛する事ですよねー♪
「自己充足」と心理学用語ではいいます。
今日も、自分を笑顔にしてあげていますか?
今日も、自分を褒めてあげていますか?
今日の自分は、何がしたいですか?
どうしたら、自分は満たされるんだろう?
外側に逃げるんじゃなくて、内に、内に目を向けていきましょう。
それが、できてからですね。
彼という外へ目を向けるのは(^_-)
私達は「自分に与えられた分、人にも与えられる」といいます。
自分を愛してあげた分、彼の事も愛せるようになるというわけですねー。
逆にいうと、自分を愛せていない内は、彼の愛を“奪う”ことに執心してしまいますから、心地よい、深い関係は築きにくくなっちゃいます。
せっかく彼が大好きで、彼と愛し合いたいと思うのなら、その素直な愛を彼に届ける為にも、自己充足を心がけたい所ですねー。
これを機に、彼と心の深い所で繋がる恋愛の仕方へシフトしていきませんか?というお話( ˘ω˘ )
お手伝いが必要だったら、お気軽にカウンセリングをご利用くださいねー♪
そもそも、「ダメな私」というのは大いなる“誤解”ですから!
(敢えて、太字&下線にしましたよー・笑)
そう思っちゃった背景を一つ一つ丁寧に紐解きながら、あなたの魅力や才能を一緒に探していきまっしょう🐑↓
誤解が解けて、自分の才能に気付いた方のカウンセリング感想はこちら♪↓