共依存 の分かれ道~ いつも 共依存関係になってしまうあなたへ~
こちらの記事↓が人気なので、今日は「共依存」の
もっと具体的なお話をしてみようかなーと(^_-)
☆関連記事:共依存と相互依存の大きな違い~幸せなパートナーシップ~☆
「共依存」というのは恋人関係はもちろん、
夫婦、親子、友達、仕事関係。
あらゆる人間関係で見られます。
“共”という言葉が表す通り、
自分も相手も、互いに依存している状態、ですね。
モラハラなんかも、この範疇に入ります。
自分の事よりも、相手の事を優先してしまう。
「彼に嫌われないか」、「彼に怒られないか」、「彼が何しているか」、
いつも、いつも気になって不安になってしまいます。
彼に振り回されている状態。
☆関連記事:彼に振り回されてるんじゃない~あなたを振り回すのは?~☆
でも、ふと立ち止まって考えてみると、
相手の事を考えるのって人間関係の基本ですよねー。
ホームパーティーをする時に、
皆の嫌いなものは何だろう?って考えたり、
デートの約束をする時に、
相手の家はどこだっけ?って考えたり。
これらは、「思いやり」と呼ばれて
人間関係を潤滑にしてくれる役割を担います。
じゃあ、その「共依存」と「思いやり」の分かれ道って、
ドコなんだろう?
今日は、そこんとこ見ていきませう。
分かれ道を知っていれば、
いつも 共依存 になっちゃうあなたも、
その才能を活かしつつ、
思いやりの方へ舵を切れるようになりますよん。
*
【パンツ? or スカート?】
例えばの話。
あなたが服を買いに行く所を、ちょっと想像してみてください。
ざっとお店のラインナップを目にして、
お洒落なパンツ(ズボンの方ね・笑)を発見!
色の感じとか、記事の素材とか、
体形カバーしつつダボっとしないで、スタイル良く見せてくれるとことか、
も~~~もろ好み♡
でも・・・実は、彼はパンツ反対派。
女性はスカート!スカート!の人”(-“”-)”
ふと横を見れば、お洒落なスカートも置いてある。
そんな時の心理。
パンツを買って履いて行けば、
彼は間違いなく「ブーブー」言います。
スカートにすれば、「いいねー♪」と褒めてくれるかも。
ここで、「共依存」の人は、
パンツを選ぶ事に恐怖すら覚えてしまいます。
パンツを買ったら嫌われる、
パンツを買ったら否定される、
パンツを買ったら罵倒される、
パンツを買ったら・・・殴られる?
だから、スカートを選んでしまいます。
一方、「思いやり」の人は、
パンツもいいなと思ったけど、
スカートを買ったら彼を喜ばせられるかも♪と、
ウキウキした気持ちでスカートを選びます。
・・・まあ、パンツもスカートも買うかもだけど(笑)
*
【スカートを買うのは同じ、でも?】
同じスカートを買う「結果」になっても、
そこで働く心理が全然違うんですねー。
<共依存の人> これをやったら嫌われる
<思いやりの人> これをやったら喜ばせられる
文章を見てもらっても分かるんですが、
共依存は嫌“われる”という受け身。
思いやりは、喜“ばせられる”という能動的。
と・い・う・事・は、
ここでも登場するんですねー。
他人軸くん!!
☆関連記事:他人軸 からの解放~玉ねぎの皮を一枚一枚剥がすように~☆
受け身の「共依存」は、“他人”が主人公の他人軸。
能動的な「思いやり」は、“自分”が主人公の自分軸なわけです。
だから、「共依存」は苦しいんですねー。
相手次第で、自分の幸せが決まってしまうんです。
「思いやり」は相手の事を考えた結果、
“自分がやりたいからやる”ので、
相手の言動には左右されずに、自分の幸せを選べます^^
*
【他人軸の自己中】
共依存の人は相手の事を思いつつ、
実は自分のため“だけ”に行動しています。
さっきのスカートの例で見てみましょう。
彼に嫌われないようにパンツを買うという行動は、
一見、彼を思って、彼の事を考えて行動するように見えて、
実は彼の愛を“奪う”目的があるんですねー。
彼に嫌われないようにパンツを買う=(イコール)
スカートを買うから私を愛して
という構図になります。
<共依存>これをやったら嫌われる →怖れ(奪う)
<思いやり>これをやったら喜ばせられる →愛(与える)
“奪う”行為が果たされない話については、
こちらの記事↓で詳しく書いていますが、
まあ、奪いに来た泥棒さんに「どうぞ、どうぞ」って
渡す人はなかなかいませんよね(笑)
むしろ、防犯を強固にしようとするものです。
「思いやり」の方は、これをやったら喜ばせられるかな?という、
“与える”行為ですから、相手は受け取りやすく、
自分がやりたい事をしているので、自分も満たされます。
ただ、ここで注意が必要なのは、
彼が喜ぶかどうかは、彼の領域の話なので、
与えたからって、必ずしも受け取ってもらえるかは分かりません。
それは、彼の自由。
だから、“やりたい事をやる”という
自分軸の基本が重要になるんですねー。
これは奪う行為なのか、与える行為なのか分からなかったら、
カウンセリング↓↓でじゃんじゃん聞いてくださーい^^
>>>奪う行為と与える行為の違いを学ぶメール・カウンセリング<<<
*
【まとめ】
今日は、『共依存の分かれ道』のお話をお届けしましたー。
共依存の人が抜け出しにくいのは、
嫌われる怖れ、一人になる怖れがあるからなんだけど、
実は嫌われないように行動し続けても、
その先に幸せなパートナーシップはないのよー、
というお話。
“奪う”のと、“与える”では、
同じ行為をしていても、ぜーんぜん気分が違うのでね。
自分がやりたい事を、やる。
自己肯定感を高めて、自分軸で生きる。
それが、結果的に相手のためにもなるという図式を
自分にインストールしてあげて。
今までは、相手に従う事を由とされる環境にいたかもしれないけど、
もう抜け出していいんだよ。
愛し、愛される世界で生きていこう。
そうそう。
共依存の人は、自信があまり持てないでいると思うのだけど、
すごい才能を持っているんです。
それは、察する能力。
相手が何も言わなくても、
「あ、こういうのは嫌なんだ」
「今、ちょっとイライラしてるっぽいなぁ」
「忙しいから放っておいてほしいのか」
「私に、こう言ってって顔してるなぁ」
なんて事が、自然と分かっちゃう。
それは、すごい才能だから。
そんなすごい才能を、
自分の幸せのために、
愛し愛されるパートナーシップを築くために使えるよう、
自分軸を培っていきませう。
少しずつ、少しずつ🐑